Xで「役立つこと」ばかり発信してる人、日常ポストを捨てすぎ

Xで役立つことばっかり発信してる人、日常ポストを捨てすぎだと思います。

AI活用、副業テク、稼ぎ方、便利なツール、仕事術。

もちろん、こういう情報は大事です。

役立つ情報を発信すれば、
「この人をフォローしておけば勉強になる」
と思ってもらえる。

でも、それだけを発信し続けると、
あるところで壁ができます。

「役立つ人」にはなれても、「この人だから見たい」にはなりにくい。

この2つ、似ているようで結構違います。

「役立つ人」で終わると、情報で比較される

例えば、毎日AIの最新情報を発信している人がいるとします。

内容は正確。
説明も分かりやすい。
普通に役立つ。

当然、フォローする理由になります。

でも、その人を見ている理由が「AI情報を知りたいから」だけだったら、もっと早く、もっと分かりやすく発信する人が出てきたとき、その人でもよくなります。

読者が求めているのが「その人」
ではなく「情報」だからです。

一方で、

「なんかこの人の投稿は見てしまう」

という状態までいくと強い。

別に毎回有益じゃなくても見る。
新しいAI情報がなくても見る。
むしろ「今日は何してるんだろう」くらいの感覚で見てもらえる。

この状態を作る材料の1つが、日常ポストです。

人を好きになる材料は、知識だけじゃない

リアルの人間関係でも同じです。

誰かを好きになるとき、
その人が持っている知識だけを
見て好きになるわけではありません。

むしろ、

  • 普段何をしているのか
  • 何に笑うのか
  • 何に悩むのか
  • どんな失敗をするのか
  • 何にお金を使うのか
  • 休日をどう過ごしているのか
  • 家族や友人とどう接しているのか
  • 何を大切にしているのか

こういう部分を少しずつ知って、
「この人なんか好きだな」が生まれることの方が多い。

Xも同じです。

ノウハウだけ発信していると、
「何を知っている人なのか」は伝わります。

でも日常が混ざると、
「どんな人なのか」まで伝わる。

この違いは大きいです。

日常ポストは、ただの日記じゃない

「でも日常ポストって、ただの日記じゃないの?」

と思う人もいるかもしれません。

確かに、

「今日はカフェに行きました」
「焼肉食べました」
「買い物してきました」

だけなら、ほぼ日記です。

でも同じ出来事でも、
そこから自分の感情や価値観まで掘るとコンテンツになります。

例えば、

「今日はカフェに来ました」

だけで終わらせるのではなく、

「会社員の頃はカフェに来ても仕事の通知ばかり見ていた。でも今は30分スマホを閉じてコーヒーを飲める。この30分を作るために、AIで仕事を効率化してるのかもしれない」

まで書く。

すると、単なるカフェの話ではなくなります。

伝わるのは、

  • 以前は余裕がなかったこと
  • 今は時間を大切にしていること
  • AIを使う目的
  • その人が理想としている働き方

こういう部分です。

つまり、
日常で起きた出来事そのものが重要なんじゃない。

その出来事を見て、自分が何を感じて、どう考えたのか。

ここまで出すから、人柄が伝わります。

だから日常ポストは、ただの日記ではありません。

「人柄を伝えるコンテンツ」です。

でも「日常に投稿するネタなんてない」となる

ここで困るのが、

「いや、俺の日常なんて何もないけど」

という問題です。

普通に起きる。
仕事する。
昼飯を食べる。
家に帰る。
YouTubeを見る。
寝る。

毎日旅行しているわけでもない。
高級店に行くわけでもない。
面白い事件が毎日起きるわけでもない。

だから、

「今日も何もなかったな」
「投稿することないな」

となる。

でも、実際にはネタがないわけじゃありません。

自分にとって当たり前すぎて、ネタとして認識できなくなっているだけです。

自分の部屋もそう。
仕事の仕方もそう。
毎日食べているものもそう。
何気なく使っている道具もそう。

本人にとっては毎日見ている光景なので、何も感じなくなっています。

でも他人から見たら、普通にネタになることがあります。

そこでAIを使います。

スマホのカメラを「ネタ発掘装置」にする

やり方はめちゃくちゃ簡単です。

自分の日常をスマホで撮ります。

例えば、

  • 朝起きてから仕事を始めるまで
  • 普段使っているデスク
  • 昼休み
  • カフェで仕事しているところ
  • スーパーで買い物しているところ
  • 散歩
  • 筋トレ
  • 帰宅後の過ごし方
  • 普段使っている仕事道具
  • 趣味を楽しんでいるところ

別にYouTubeみたいな動画を作る必要はありません。

30秒でも1分でもいい。

適当に撮った動画をGPTに送ります。

ここで重要なのは、いきなりポストを書かせないことです。

最初はこう頼みます。

この動画からXの投稿ネタになりそうなものを10個発掘してください。

動画に映っている出来事、行動、持ち物、環境などを細かく観察してください。

有益情報だけではなく、共感、価値観、失敗、気づき、仕事観、人柄が伝わる切り口も探してください。

まだポスト本文は書かず、「ネタ」と「切り口」だけ出してください。

まずは文章を書かせるのではなく、素材を探させる。

ここがポイントです。

AIに「書かせる」より先に「見つけさせる」

AI活用というと、すぐに、

「このテーマでポストを書いて」

と頼みたくなります。

もちろん、それでも文章は出てきます。

でも、それだけだとAIが考えた無難な文章になりやすい。

欲しいのは、AIが作った架空の体験談ではありません。

自分の生活の中にすでに存在しているネタです。

例えば、自分のデスクを撮ったとします。

動画を見ると、

  • モニターが2枚ある
  • 付箋が大量に貼ってある
  • コーヒーが置いてある
  • キーボードだけ妙に高そう
  • デスクは綺麗なのに床は散らかっている
  • スマホが裏返しで置いてある

みたいな情報が映っているかもしれません。

自分からしたら全部いつもの光景です。

でも、AIに第三者として見てもらえば、ここからいくらでもネタを掘れます。

例えば、

  • なぜモニターを2枚使っているのか
  • 付箋に何を書いているのか
  • なぜ仕事中にスマホを裏返すのか
  • 一番お金をかけてよかった仕事道具
  • 買ったけど後悔した仕事道具
  • AIで仕事を効率化しているのに片付けは効率化できていない話
  • 昔と今でデスク環境がどう変わったか

これだけで複数の投稿ネタになります。

自分では見慣れすぎて見えなくなったものを、AIにもう一度見つけてもらう。

この使い方がかなり便利です。

1本の動画から4方向でネタを掘る

動画を渡したら、ただ「ネタを探して」でもいいですが、もう少し精度を上げるなら切り口を指定します。

僕なら、大きく4方向から探します。

1.共感

「これ自分もやるわ」と思ってもらえるネタです。

例えば、

  • 仕事終わりは何もする気にならない
  • デスクに飲みかけのコーヒーが何本も並ぶ
  • 買ったのに使っていないガジェットがある
  • 副業しようと思ってPCを開いたのにYouTubeを見てしまう
  • 休日なのに仕事の通知を確認してしまう

すごい話じゃなくていい。

むしろ、こういう小さい「あるある」の方が、その人との距離を縮める材料になります。

2.価値観

次に探したいのが、「なぜそれをやっているのか」です。

例えば、

  • なぜ朝に仕事するのか
  • なぜその道具を使っているのか
  • なぜ昼休みに散歩するのか
  • なぜ副業を続けているのか
  • なぜAIを使って仕事を効率化しているのか

行動だけではなく理由まで掘る。

すると、その人が何を大切にしているのかが見えてきます。

3.失敗

失敗もかなり使えます。

例えば、

  • 買って後悔したもの
  • 三日坊主になった習慣
  • AIに任せて失敗した仕事
  • 昔やっていた非効率な作業
  • お金を無駄にした経験
  • 今なら絶対やらないこと

成功談ばかりだと、その人の完成された部分しか見えません。

失敗を出すと、試行錯誤している過程が見える。

これも人柄につながります。

4.学び

最後は、日常から普段の発信テーマへ戻します。

例えば、子どもが何度も同じ遊びを繰り返しているのを見て、

「上達する人って結局これだな」

と仕事の話につなげてもいい。

スーパーで商品を見ながら、

「同じ商品でもパッケージで選びたくなる。Xの1行目もこれと同じだな」

と発信の話につなげてもいい。

日常を無理やり有益にする必要はありません。

ただ、日常の中で自分が感じたことが普段のテーマにつながるなら、

日常 → 気づき → 自分の専門テーマ

という流れが作れます。

日常ネタは「出来事→感情→価値観」で掘る

日常ポストを作るとき、僕ならこの3段階で考えます。

出来事

そこで何を感じたか

なぜそう感じたのか

例えば、

「子どもを送迎した」

という出来事があったとします。

これだけなら日記です。

でも、

「朝、子どもを送迎した」

「数年前ならこの時間は会社へ急いでいたなと思った」

「自分は収入を増やしたかったというより、時間を自分で選びたかったんだと気づいた」

まで行けば、価値観が出ます。

別の例なら、

「スーパーで少し高い肉を買った」

「昔なら数百円の差で戻していたなと思った」

「自分で稼げるようになって一番変わったのは、こういう小さい選択で悩まなくなったことかもしれない」

となる。

特別な出来事は必要ありません。

普通の日常に、自分の感情を足すだけです。

「今日は○○しました」で終わらせない

日常ポストがただの日記になってしまう人は、出来事を書いたところで止まっています。

例えば、

今日はカフェで仕事しました。

これだけでは、その人を知らない読者にはあまり関係ありません。

そこで1つだけ質問を足します。

「で、自分はそれをどう思った?」

例えば、

今日はカフェで仕事しました。
会社員の頃は平日の昼にカフェへ行くだけで罪悪感があったけど、今は普通になった。
人って環境が変わると「普通」の基準も簡単に変わるんだなと思う。

これなら、その人の考えが見えます。

出来事の珍しさで勝負しなくていい。

同じ出来事をどう見るかで、その人らしさを出せばいい。

動画1本から10個出して、1個だけ選ぶ

ここまでやると、

「毎日動画を撮って、全部投稿にしないといけないの?」

と思うかもしれません。

そんな必要はありません。

むしろ逆です。

1本の動画から10個くらいネタ候補を出させて、その中から自分が話したいものだけ選べばいい。

例えばGPTから、

  1. デスク環境にお金をかける理由
  2. スマホを裏返して仕事する理由
  3. コーヒーを飲みすぎる失敗談
  4. 昔使っていた安いキーボードの話
  5. 仕事中に音楽を流さなくなった理由
  6. デスクだけ綺麗で床が汚い話
  7. AIを使っても減らなかった作業
  8. 一番買ってよかった仕事道具
  9. 在宅ワークで意外と困ったこと
  10. 今の仕事環境を作るまでに失敗したこと

と出てきたとします。

全部使う必要はありません。

「7番なら自分の経験を話せそう」

と思ったら、それを選ぶ。

そこから初めて、

「じゃあ、このネタをXポストにするとしたらどういう構成がいい?」

とAIと一緒に考えればいい。

この順番なら、AIに人生を作らせることにはなりません。

素材は自分。
発掘するのがAI。
最後に何を話すか決めるのも自分。

この役割分担です。

カメラロールは、実はネタ帳になっている

別に毎回新しく動画を撮る必要もありません。

スマホのカメラロールを見返してみてください。

旅行の写真。
昼飯。
ペット。
家族。
仕事机。
買ったもの。
失敗して撮ったスクショ。
昔の部屋。
昔使っていたPC。
友達と遊んだ写真。
何となく撮った風景。

大量に残っているはずです。

本人からすると「ただの写真」でも、そこには当時の感情や背景があります。

例えば3年前の仕事机の写真が出てきたら、

「この頃、毎日ここで2時間副業してたな」

という話ができるかもしれない。

昔買ったガジェットの写真なら、

「これ買ったけど3日で使わなくなった」

という失敗談になるかもしれない。

昔の旅行写真なら、

「この旅行中も仕事の通知ばかり見てた」

という働き方の話につながるかもしれない。

つまりカメラロールには、すでに大量の一次情報が入っています。

ただ、自分ではそれを投稿ネタとして見ていない。

だからAIに見てもらう。

AI時代ほど「その人自身」がコンテンツになる

AIを使えば、有益情報そのものは以前より簡単に作れるようになりました。

調べる。
要約する。
整理する。
文章を書く。
比較する。
アイデアを出す。

こういう作業はAIがかなり手伝ってくれます。

だからこそ、

「その人しか持っていない情報」

が重要になってくると思っています。

例えば、

  • 今日実際に起きたこと
  • 自分が失敗したこと
  • 自分が感じたこと
  • 過去に悩んだこと
  • 自分なりに試したこと
  • 家族との会話
  • 仕事で経験したこと
  • 今挑戦していること

こういう情報は、自分の生活からしか出てきません。

AIに架空の人生を作らせる必要はないんです。

すでに素材は毎日発生しています。

ただ、それを本人が見落としている。

だからAIにはだからAIには、
新しいネタをゼロから考えさせるんじゃなく、
自分の日常にすでにあるネタを発掘させる。

この使い方がいいと思っています。

「次なに書こうかな」と悩んだら、文章をひねり出す前にスマホを見る。

今日撮った動画でもいい。
昔の写真でもいい。
何気なく撮ったスクショでもいい。

それをGPTに渡して、

「この中から投稿ネタを10個発掘して」

と頼む。

自分では何でもないと思っていた日常から、

  • 共感される話
  • 自分の価値観が出る話
  • 失敗談
  • 過去との変化
  • 仕事につながる気づき
  • 人柄が伝わるエピソード

を拾ってもらう。

その中から「これは自分の言葉で話したい」と思ったものを1つ選んで、初めてポストにする。

AIに人生を作らせるんじゃない。
自分の人生から、AIにネタを見つけてもらう。

これなら有益ポストだけを
無理に量産しなくても、普段の生活そのものが発信の素材になります。

「次なに書こう」で止まったら、文章を考えるな

Xを開いて「今日何書こうかな」と止まったら、投稿画面とにらめっこする必要はありません。

スマホのカメラロールを開く。
写真か動画を1つ選ぶ。
GPTに送る。
投稿ネタを10個出してもらう。
その中から自分が話したいものを1つ選ぶ。

これだけです。

ノウハウを書く日は、ノウハウを書く。
AIの最新情報を書く日は、AIを書く。
でも、その間に自分の日常も混ぜる。

そうすると、

「何を知っている人なのか」だけじゃなく、
「どんな人なのか」まで少しずつ伝わっていきます。

役立つ情報は、フォローする理由になる。
人柄は、その人を見続ける理由になる。

日常ポストを入れる意味は、
ここにあると思いますよ。

この記事を書いた人